「ニセ桜」にご用心 トルコで被害に遭わないために

例年に比べ寒さがそれほど厳しくなかった首都アンカラで、この週末、「桜らしき」花がちらほらと咲きはじめた。

「ニセ桜」にご用心 トルコで被害に遭わないために

TRT日本語ラジオ放送2018年3 月11日(日)

 

 

 

例年に比べ寒さがそれほど厳しくなかった首都アンカラで、この週末、「桜らしき」花がちらほらと咲きはじめた。地区によっては花爛漫となっているという情報も地元筋から入っている。

TRT(テーレーテー:トルコ・ラジオ・テレビ協会)の本部の敷地内は、他の地区に比べ高台にあるせいか、そのような花の開花はまだ見られていないことが、TRT日本語の調査により明らかになった。

 

春の訪れを告げるこれらの花が美しく咲いているのを見た瞬間、思わず「桜が咲いた」と喜んでしまう日本国民も多いと聞く。

 

しかし、これらの花は、日本国民が「心の花」として慕う「桜」ではなく、アーモンドやアンズの花である可能性があるため、注意が必要である。

 

 

その昔、ある日本企業の代表者たちが、日本で国を挙げて行われる、桜の花を鑑賞しながら飲食する行事「お花見」が行われるシーズンに、あるプロジェクトのためにトルコを訪問することとなった。

この春はお花見ができないとあきらめていた日本企業の代表者たちは、トルコで咲き乱れる桜の花に出迎えられ、狂喜乱舞した。

しかし、喜びもつかの間、トルコ事務所の職員に「これはアンズの花だ」とあっさりと言われ、日本企業の代表者たちは、失意のどん底に突き落とされた。

 

このような経験が起こらないよう、トルコ国内で「日本式のお花見」を楽しみたい場合は、目の前で咲いている花が本当の「桜」かどうかを確認する必要がある。

 

 

厳しい寒さが顕著な首都アンカラで、少し早めとも思われる春の訪れを告げたこれらの花の開花に、地元の住民たちからは「突然また冬に逆戻りして雪が降ったら花がかわいそう」と懸念する声も聞かれている。

 

 

 

■■■ 2011年3月10日の首都アンカラからひとコマ ■■■

 

 

 

 

 

(2018年3月11日 文責: 浅野涼子)

 

 

 

 


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