「エコ・ポリティクス」 第27 回

新たな時期のトルコ経済の金融政策

「エコ・ポリティクス」 第27 回

ユルドゥルム・ベヤジット大学政治学部経済学科エルダル・タナス・カラギョル教授著

 

6月24日の選挙後に、トルコで新たな時期の政権の形が、つまり大統領制が完全に適用されるために、迅速に作られました。トルコの構造改革の必要に応える政権でより安定した、機能的で有益な構造を実現するこの制度により、施行がさらにずっと迅速で、実践的で結果に重きを置く動きができるようになります。経済から外交政策、安全保障からエネルギーまで、どの分野でも政策考案の段階に貢献するこの制度は、トルコの世界的な競争力もさらに高めるものです。世界経済で貿易戦争が日に日に過激化し、アメリカがその保護政策により世界貿易を方向付けようとしているこの動きの中で、トルコの経済政策がどのような構造になり、トルコの経済がどのような動きを辿るかは、極めて敏感な問題です。

新制度の最も注目される事柄である経済政策で、現在も続く再構築の過程は、国の経済を飛躍させ、世界経済との競争を可能にするレベルに達する目標を掲げています。しかし、事実なのは、この飛躍を遂げ、世界経済で吹く変化の風にトルコが足並みを揃えられるよう、金融市場で長期的な解決策を引き出す新たなロードマップが必要とされているということです。

外国人の直接投資について、トルコの現在のポテンシャルを用いて外部金融への需要を減らすために、このロードマップは非常に重要です。その内容で踏まれる最大の歩みの1つは、İFM(イスタンブール国際金融センター)プロジェクトを迅速に実現することです。そのおかげで一方でトルコが自国の金融分野の需要を満たし、一方で国際金融システムでトルコは権威を獲得することになります。また、新たな時期にこのプロジェクトにより大統領府に属する金融オフィスが民営化することも、金融市場のもとに極めて喜ばしいニュースであることを強調する必要があります。

一方、金融について、ここ数年議題になっていながら完全には見返りを受けていないトルコ・ウェルス・ファンドについて、この過程で再び話し合われる必要があります。世界で長年利用されている国家ウェルス・ファンドは、大プロジェクトの資金調達や為替の変動により市場で生じ得る振動の影響を最小限に抑えるために、極めて効果的なソースとなっています。

特にトルコ経済がここ最近極めて頻繁に直面している為替の変動を考慮すると、ウェルス・ファンドが機能的な構造を得ることにより、このような問題を阻止できることに注意する必要があります。信用保証基金が今後極めて重要な役割を担い、投資と輸出に支えられて積極的に利用されるべきであることも明らかにする必要があります。

新制度の最大の目標の1つは、トルコを世界の上位10か国の経済大国にすることです。この内容で、トルコ経済は新たな時期に都市から都市へ、地域から地域へ、世帯から世帯への社会的繁栄が日に日に高まり、包括的で持続可能な成長目標にさらに近づき、世界経済と一体化した国となることに向けて大きな確信をもって進んでいくでしょう。この道で資金的な需要を満たすあらゆる取り組みにより、トルコはこの目標により早く、持続的に到達するでしょう。

新たな時期にトルコの官僚制度をより少なくし、より迅速な決議を下す過程が、人的資源を中心にした認識により、有益な活動とともに実現され、効果的な政策が講じられることになるでしょう。



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