「私たちの記者」 第1回~日本の新元号公表日~

日本の新元号が、4月1日に発表されます。

「私たちの記者」 第1回~日本の新元号公表日~

新元号が、5月1日の皇太子さまの新天皇即位に先立って、4月1日に発表されることが正式に決定しました。

安倍晋三首相は三重県で記者会見を開き、「国民生活への影響を最小限に抑える観点から、先立って4月1日に発表する」と述べました。

官民のシステム改修に一定の時間がかかることを考慮した上での決定です。

安倍首相は「歴史的な皇位の継承を国民がこぞってことほぐことができるよう、政府として準備に全力を尽くす」と強調し、「(元号を改める政令を)4月1日に閣議決定し、公布は通常の政令制定の手続きに従って行う」とも明言しました。

今の天皇陛下が新元号を定める政令に署名、公布されることになります。

政府が新元号の公表日を、当初検討していた4月11日から4月1日に前倒しした最大の要因は、大半の日本企業が導入しているマイクロソフト社のOS「ウィンドウズ」の更新時期でした。

同社は毎月1回、第2水曜日に全世界統一でソフトの更新を行いますが、4月は10日、5月は8日が第2水曜日に当たります。政府は当初、4月10日に開かれる天皇陛下ご在位30年の「お祝いと感謝の集い」の翌日11日に新元号の公表を検討していましたが、11日ではソフト更新に向けた改修作業が次の5月8日まで行うことができず、5月1日の改元には間に合いません。

今回の改元は天皇の逝去ではなく、予め期日が決まった退位に基づいて行われます。天皇退位は約200年ぶりとなります。

平成改元の際は、1989年1月7日の昭和天皇逝去を受けて、臨時閣議で新元号を「平成」とする政令が決定しました。その後、小渕恵三元官房長官が記者会見で新元号を発表し、8日に改元しました。

来年5月1日以降の新元号も、前回の手順を踏襲するものとみられます。

元号の起源は古代中国ですが、現在は日本でのみ用いられています。現在の元号「平成」は、「大化」から数えて247番目です。


キーワード: 私たちの記者

注目ニュース