イギリス人の祖先の肌は黒かった?

イギリスで行われたとある研究で、イギリス人の祖先が黒い肌をしていた可能性が浮上した。

イギリス人の祖先の肌は黒かった?

同国にある完全な形で残る最古の骸骨で行われたDNA鑑定により、イギリス人の祖先が「濃い色から黒にかけての色」の肌をしており、青い目をしていたことが明らかになった。

鑑定によれば、9000年前に生きたこの人物は、縮んだ黒髪と幅のある頬骨をしていた。

20歳代で死亡したと推測されるこの人物の生きた期間が島で定住生活が始まった時代に当たることから、この人物は最初の現代イギリス人だとされている。

イギリスではかつて、定住生活に移行しようとした人々の社会が完全に消滅しており、今日のイギリス人がこの人物と同じルーツを持つことが伝えられている。

国立歴史博物館とロンドン大学が行った研究によれば、この人物の時代は、北ヨーロッパ人で明るい色の肌をした人々がいたと推測される時代のずっと後の時代に当たる。

ロンドン大学のヨアン・ディークマン氏は、

「事実だと思われ、またイギリス人であると自覚する人々は白い肌をしているべきだという認識は、時と共に変わり得る。」と語っている。

ペンシルベニア大学で遺伝子を研究するイエイン・マシソン氏は、この発見は明るい色の肌の遺伝子の形成に関する研究結果と重なると述べている。

以前は、人々はおよそ4万年前にアフリカ大陸からヨーロッパ大陸に移住した際に、明るい色の肌を持つようになったと考えられていた。

最新の研究は、明るい色の肌は7000-8000年前から現れるようになったことを示している。

専門家たちは、日光が少ない場所でより多くのビタミンDを吸収できるよう、人間の体の色が白くなったと考えている。

以前は、この人物が明るい色の肌をしていると定義されていた。

専門家たちは、中石器時代に今日のイギリスがある場所に1万2000人の人々が暮らしていたと推測している。

 

(2018年2月7日)


キーワード: 祖先 , イギリス

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