【イラクからの分離独立の賛否を問う住民投票】 イラク・クルド地域政府のバルザーニ大統領 「住民投票後にイラク政府と対話の用意がある」

イラク・クルド地域政府のマスウード・バルザーニ大統領は、9月25日の住民投票後にイラク政府と真剣かつ友好的な対話を行う用意があると明かした。

【イラクからの分離独立の賛否を問う住民投票】 イラク・クルド地域政府のバルザーニ大統領 「住民投票後にイラク政府と対話の用意がある」

 

バルザーニ大統領はスライマーニーヤでの「賛成」集会で演説を行い、実施される住民投票は正常かつ合法的であると主張し、

「住民投票の実施が即座に独立を宣言するという意味にはならない」と述べた。

「残念ながらこれまで我々に良い代替案が提示されなかった」と述べたバルザーニ大統領は、

「住民投票後に、イラク政府とあらゆる問題が解決されるよう、国際社会の支援を受けて非常に真剣かつ友好的な対話を行う用意がある。あらゆる問題が1年または2年以内に解決されたのち、和やかに兄弟のように別れるつもりだ。我々は100年もの間『一緒に兄弟のように暮らそう』と言ってきたが、イラクが受け入れなかった。それなら隣人のように暮らすために別れようではないか。イラクは我々の親友であり、兄弟であり、同盟である」と話した。

バルザーニ大統領は、イラク政府が住民投票を受け入れた場合、独立に向けた交渉は1、2年続く可能性があると指摘した。

一方バルザーニ大統領は、集会前にスライマーニーヤでイラクのフアード・マアスーム大統領と会談した。

マアスーム大統領は、9月16日にイラク政府とイラク・クルド地域政府間の問題解決に向けて「建設的な対話」を呼びかけている。

 

(2017年9月20日)



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