【イラク・クルド地域政府の違法な住民投票】 キルクークで軍事的緊張状態が高まる

イラク・クルド地域政府保安庁は、イラク軍とハシディ・シャビ軍がキルクークに軍の駐留地を建設しており、油田や軍用空港を管理することを計画していると主張した。

【イラク・クルド地域政府の違法な住民投票】 キルクークで軍事的緊張状態が高まる

 

 

保安庁はTwitter(ツイッター)で、「イラク軍とハシディ・シャビ軍が、キルクーク南部にあるバシール村とトゥズ・フルマトゥ町に戦車、大砲、ハマー車、そのほかの重火器の搬送を行ったことが確認された」と発表した。

発表では、イラク軍とハシディ・シャビ軍がキルクーク南部に行った軍事搬送の理由は、ペシュメルガ軍が管理する油田、空港、軍用基地を手に入れることであると主張された。

また発表では、ペシュメルガ軍とイラク軍やハシディ・シャビ軍との間の距離は3キロメートルであることが明らかにされた。

キルクーク西部前線ペシュメルガ軍のカマル・キルクーキ司令官はアナドル通信社に発言し、ハシディ・シャビ軍が市内の南部地域に前進し始めたことを確認しており、地域に軍事的緊張状態が発生していると述べた。

キルクーキ司令官は、全ペシュメルガ軍がそれぞれのポジションに配置されており、介入があった場合には応戦すると述べた。

また、都市の最新情勢に関してキルクーキ司令官は、一部の住民が自主的に手に武器を持って、ハシディ・シャビ軍の市内への進入に抵抗していると述べた。

イラクのハイダル・アル・アバーディ首相はこの問題に関して行った会見で、武器を民衆に向けることはなく、クルド人と戦争を始めるつもりはないと述べている。

 

 

イスラーム・ダアワ党のキルクーク事務所に武装攻撃

 

アル・アバーディ首相が所属するイスラーム・ダアワ党のキルクーク事務所が武装攻撃を受けた。

キルクーク警察署のナジャト・ヴァンダヴィ署長は、攻撃で死亡者はなかったと述べた。

党の建物が被害を受けたと述べたヴァンダヴィ署長は、キルクークでは最近同様の攻撃がトルクメン人の政治機関に対しても増加していると述べた。

ヴァンダヴィ署長は、攻撃が発生した地域で警察が安全対策を強化したと述べた。

 

 

(2017年10月13日金曜日)

 

 



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