アメリカ、フランス、ドイツがイラクを支持

アメリカが、イラク・クルド地域政府(IKBY)の違法な住民投票を認知し、イラクの一体性を支持すると伝えた。

アメリカ、フランス、ドイツがイラクを支持

イラク首相府報道事務局の発表によると、ハイダール・アル・アバーディ首相は、アメリカのレックス・ティラーソン国務長官と電話会談した。

会談では、イラク・クルド地域政府の違法な住民投票を認知したと繰り返したティラーソン国務長官が、イラクの一体性、また中央政府の法的措置や戦闘を回避するための歩みも支持していると述べた。

イラク政府のテロとの戦いも支持していると述べたティラーソン国務長官は、イラクの経済と復興についても貢献すると述べた。

アバーディ首相は、キルクークで起こっている出来事について権威を行使するために治安部隊が再び配置されたと述べ、それはイラクの分裂を阻止するために踏まれた法的な歩みだと強調した。

アバーディ首相は、「連邦政府は憲法を土台に対話を重視していたが、イラク・クルド地域政府の問題はそれに応えなかった。我々の優先事項は今もテロ組織DEASH(ISIL)との戦いだ。我々はイラクの国土を完全に解放し、国境の安全をもたらしつつある。」と述べた。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領も、アバーディ首相に電話をかけ、中央政府がイラクの一体性を守るために踏み出した法的な歩みを支持していると伝えた。

マクロン大統領は、テロ組織DEASHとの戦いに集中し続けて行くことが重要だとも指摘した。

ドイツのジグマール・ガブリエル外務大臣も、イラク・クルド地域政府とイラク政府の間に起こっている問題に大きな懸念を抱いていると述べた。

ガブリエル大臣は書面発表を行い、10月16日月曜日に行った電話会談でアバーディ首相に、地域の緊張が軍事的手段により解決され得るということを、誰も信じる必要はないと述べたと伝えた。

「反対に、緊張の高まりは全当事者を脆弱にし、何よりもまずイラクと地域を常時不安定な状態にしてしまう。」と述べたガブリエル大臣は、イラクの全当事者に、節度のある態度を取り、直接会談をするよう呼びかけた。

イラクの未来と全地域の安全のためにテロ組織DEASHに対し共闘していくことが将来的にも最重要となるべきだと述べたガブリエル大臣は、「軍事行動が直ちに中止され、緊張を高める歩みが回避されるべきだ。見解の相違を平和的に解決するために、交渉の場を設け、建設的な対話を開始することが、皆の責任だ。」との見解を述べた。

 

(2017年10月18日)



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