日本国大使主催の「第1回柔道大使杯」開催 トルコとシリアの子どもたちの心がひとつに

日本国大使の主催による「柔道大使杯」がトルコで初めて開催され、柔道を通じてトルコとシリアの子どもたちの心がひとつになった。

日本国大使主催の「第1回柔道大使杯」開催 トルコとシリアの子どもたちの心がひとつに

 

 

 

アンカラに駐在する日本国特命全権大使、宮島昭夫(みやじま あきお)大使の主催、在トルコ日本国大使館、トルコ柔道連盟、柔道教育ソリダリティーの協力により、トルコで初めての「柔道大使杯」が首都アンカラ県イェニマハッレ地区に新しくでき、10月26日に宮島大使の臨席のもと開設式が行われたトルコ柔道連盟スポーツ場で、10月27日に開催された。

 

 

トルコ柔道連盟が公式サイトで発表した情報によると、在トルコ日本国大使館主催の「日本祭り2018 秋」(10月7日~11月18日)の中のひとつのプログラムとして開催された第1回柔道大使杯には、トルコとシリアから合わせて148人の柔道家の少年少女と若者が参加した。53人は女子選手だった。トルコからは首都アンカラ県のほか、イズミル県、コンヤ県、キリス県、カフラマンマラシュ県、テキルダー県、ウードゥル県など、11の県が参加した。

 

 

トルコ時間の17時に開始された決勝戦では、2つか3つの階級の決勝が同時に行われ、歓声と声援が湧く中、選手たちは柔道の技を競った。

 

 

 

 

 

若干のアクシデントに見舞われた選手はいたものの、温かくにぎやかな雰囲気の中、決勝戦は終わった。

 

 

入賞者たちには、宮島大使、トルコ柔道連盟のセゼル・フイスズ会長、トルコ柔道連盟のファーティヒ・ウイサル元会長、日本から訪れた柔道の専門家光本健次(みつもと けんじ)さん、トルコ柔道連盟の役員たち、在トルコ日本国大使館の一寸木英多良(ちょっき ひでたろう)さんなどから、メダルと表彰状が授与された

 

 

 

 

 

トルコ初の開催となった第1回大使杯で、記念すべき総合1位に輝いたのは首都アンカラ県で、金メダル8個、銀メダル11個、銅メダル14個を獲得した。

 

 

また、シリアから来たハリド・サワディくんはジェントルマン賞、ムナ・ハイシさんは最優秀技賞に選ばれ、特別なメダルが贈られた。

 

 

 

ハリド・サワディくんには宮島大使が、ムナ・ハイシさんにはフイスズ会長がメダルを授与した。

 

 

 

 

 

 

技を競い合いトルコとシリアの子どもたちの心がひとつになった第1回柔道大使杯で、シリアの子どもたちに柔道の道着がプレゼントされた。

 

 

宮島大使は、トルコがシリアの子どもたちを受け入れ柔道を指導することにより教育に貢献していることに感動したと話し、第1回大使杯の開催に携わったすべての人に感謝の意を表した。

 

 

第1回大使杯の終わりに、1984年のロサンゼルスオリンピック柔道無差別級の金メダリストで柔道教育ソリダリティーの理事長を務める山下泰裕(やました やすひろ)さん直筆の色紙が宮島大使からフイスズ会長に手渡された。

 

 

 

 

 

各階級の優勝者は次の通り(敬称略)。

 

女子の部

 

32キロ級

S・ゼイネプ・カイグスズ(アンカラ県)

 

36キロ級

アダーレト・カラタシュ(イズミル県)

 

40キロ級

M・ヌル・アルクシュ(イズミル県)

 

44キロ級

トゥアンナ・ギュレナイ(アンカラ県)

 

48キロ級

ヒラル・セチェン(アンカラ県)

 

52キロ級

A・イレム・ユルドゥルム(アンカラ県)

 

57キロ級

レイハン・オウズ(デニズリ県)

 

63キロ級

ハティージェ・コチイイト(アンカラ県)

 

63キロ超級

ギュルベヤズ・セヴィシ(デニズリ県)

 

 

男子の部

 

34キロ級

ラマザン・ユルドゥズ(イズミル県)

 

38キロ級

セリム・ウルガズ(アンカラ県)

 

42キロ級

エフェ・ナル(アンカラ県)

 

46キロ級

ユヌス・エセンボア(ウードゥル県)

 

50キロ級

M・アタ・シムシェキ(イズミル県)

 

55キロ級

ユジェル・ギョケル(コンヤ県)

 

60キロ級

A・イルケル・トゥルグト(コンヤ県)

 

66キロ級

メテハン・バイラクタル(アンカラ県)

 

73キロ級

A・カディル・アジェモールラル(キリス県)

 

73キロ超級

M・アリ・アクンジュ(デニズリ県)

 

 

 

2018年10月28日

文責: 浅野涼子 (ryoko.asano@trt.net.tr)

 

 

 

 

 



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