エルドアン大統領、ポーランドからの帰国時に記者団に語る

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、イラク・クルド地域政府が9月25日に違法な住民投票をし、その後キルクークの人口構造に介入しようとしていることにより、イラク・クルド地域政府に対し、いつでも国境を閉鎖する可能性があると述べた。

エルドアン大統領、ポーランドからの帰国時に記者団に語る

 

 

 

10月17日にポーランドを公式訪問したエルドアン大統領は、トルコに帰国する飛行機の中で記者団の質問に答えた。

 

イラク・クルド地域政府への制裁についてイラク中央政府と連絡を取り合っていることを明らかにしたエルドアン大統領は、「イラク・クルド地域政府に対し、我が国の領空を閉鎖した。陸についてどうするかについての協議も続いている。イラク中央政府に地域との境を引き渡すなら、イラク・クルド地域政府がある地域にいる住民の必要はイラク中央政府がまかなうことを条件にする。我々はまだ国境門は閉鎖していないが、これは常にあり得る」と述べた。

シーア派グループ、ハシディ・シャビがシンジャルとマフムルを制圧したという方向での情報を入手したことを強調したエルドアン大統領は、「これが事実なら、イラク中央政府と違う取り組みを行う状況もあり得る」と述べた。

 

テロ組織フェト(フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造 略称:FETÖ/PDY)とつながりがあることが特定された、在イスタンブール・アメリカ総領事館の職員に関する法的処理についても触れたエルドアン大統領は、「ひとつの罪が問題になっているのなら、法の定めに従って処理が行われる。司法が法律に基づき状況を審査し、必要なことを行う」と述べた。

 

トルコと欧州連合(EU)との関係についても言及したエルドアン大統領は、「残念ながら我々の関係は引き裂かれた。正しく言えば、我々は深刻な意味で(欧州連合に)悲しまされた。しかし、政治や国際関係における基本は関係を断ち切らないことである。それ故に我々が行っていることも絆を断ち切らずに関係を続けるということである。もちろん相手側も前向きなアプローチの中にいることを期待している。結果が良くなることを願っている」と述べた。

 

アメリカのドナルド・トランプ大統領とイランとの間で起こっている核をめぐる対立についても触れたエルドアン大統領は、「イランに対し制裁を科すものは自分らのことも見なければならない。『このことは自分以外の者はダメ、自分だけはいい』というような考え方はあってはならない。問題は善意を持って、外交手段により解決されなければならない」と述べた。

 

 

 

(2017年10月19日木曜日)

 

 

 



注目ニュース