第29回アンカラ国際映画祭開幕 溝口健二監督の回顧上映も

4月19日から4月29日まで、第29回アンカラ国際映画祭が開催される。今回は特別企画として、日本の映画界の巨匠のひとり、溝口健二(みぞぐちけんじ)監督の作品が4つ上映される。

第29回アンカラ国際映画祭開幕 溝口健二監督の回顧上映も

 

 

 

第29回アンカラ国際映画祭は、トルコ共和国文化観光省、トルコ共和国首相府振興基金、トルコ共和国文化観光省映画総局の支援により開催される。また、日本の国際交流基金と在トルコ日本国大使館も協力している。

 

今回のアンカラ国際映画祭では、特別企画として、日本の溝口健二(みぞぐちけんじ)監督の回顧上映が行われる。

 

溝口健二監督は、1898年5月16日に東京で生まれ、1956年8月24日に京都で死去した。1920年日活(にっかつ)に入社した溝口健二監督は、1923年に「愛に甦へる日」(あいによみがえるひ)で監督としての活動を始めた。虐げられた女性の姿や生き様をリアリズムに描写する監督としてとても有名である。1952年に「西鶴一代女」(さいかくいちだいおんな)がベネチア国際映画祭国際賞、1953年に「雨月物語」(うげつものがたり)1954年には「山椒大夫」(さんしょうだゆう)がベネチア映画祭銀獅子賞に輝き、3年連続ベネチア国際映画祭受賞という偉業を成し遂げた。

 

第29回アンカラ国際映画祭では、溝口健二監督の次の4つの映画が上映される。

いずれも16歳以上の人が鑑賞可能。また、いずれもトルコ語と英語の字幕がつく。

 

「祇園囃子」(ぎおんばやし)

1953年公開

・4月22日日曜日14時~

・4月26日木曜日14時~

 

「近松物語」(ちかまつものがたり)

1954年公開

・4月21日21時30分~

・4月23日日曜日11時30分~

 

「山椒大夫」(さんしょうだゆう)

1954年公開

・4月23日日曜日19時~

・4月25日水曜日11時30分~

 

「赤線地帯」(あかせんちたい)

1956年公開

・4月25日水曜日21時30分~

・4月27日金曜日11時30分~

 

 

第29回アンカラ国際映画祭の会場は、クズライ地区にある映画館、ブユル・フェネル・クズライ。

チケットは映画館ブユル・フェネル・クズライの窓口のほか、チケット購入サイトBiletinial(ビレティニアル)より入手可能である。

チケットは、学生と教師と65歳以上が14リラ(日本の通貨で約370円)、一般は17リラ(日本の通貨で約450円)。

なお、11時30分の回と短編映画、ドキュメンタリー映画のチケットは8リラ(日本の通貨で約210円)となっている。

 

 

 

アンカラ国際映画祭公式サイト

(トルコ語) http://www.filmfestankara.org.tr/tr/

(英語) http://www.filmfestankara.org.tr/en/

 

第29回アンカラ国際映画祭のカタログ(トルコ語と英語)

http://www.filmfestankara.org.tr/docs/29.AUFF_.KATALOG10.04.pdf

 

第29回アンカラ国際映画祭のプログラム(トルコ語と英語)

http://www.filmfestankara.org.tr/29-auff-programi/

 

 

 

(2018年4月19日 文責: 浅野涼子)

 

 

 

 



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